借金返済に困ったとき、最も確実に解決できる方法が債務整理なのです。おまとめローンという選択肢もありますが、これで解決できるのは初期の段階です。借金の総額が少なければ、おまとめをして借入れ先を1本にする方法は大いに役立ちます。しかし、すでに毎月の返済金を用意するのに苦労している状況なら、債務整理を考えるべきでしょう。

今は返済できていても、いずれ行き詰まる可能性があります。借金返済において大切なのは、どれだけ元金が減っているかです。毎月の返済額を最小限に抑えている場合、元金はあまり減らないという状況になります。毎月2万円返済しているのに、実質減っている金額は数千円というケースはよくあります。

返済に困ったら、まずは完済までの計画を立ててみることです。いつまでに完済できるのか決めておく必要があります。借金返済の心構えとして大切なのは、追加融資を受けないことです。追加で借りる癖がついてしまうと、返済できないときは借りて返そうと考えてしまうのです。

その結果、いつまでも完済できないという状況に陥ります。完済が無理だと判断したら、債務整理をするしかありません。債務整理だけは避けたいと考える方もいるでしょうが、借金を放置するよりはずっといいのです。リスクの少ない任意整理もありますし、過払い金が発生していれば債務整理をしなくても解決することもあります。

過払い金には時効期限があるので、契約完了から10年経過しないうちに返還請求をしてください。