カードローンは金融機関から無担保、無保証人で借入ができる金融サービスです。借入金の使い途も、住宅ローンや自動車ローンのような縛りがありませんし、金利や限度額なども借入金額や年収に応じて設定されるので、返済能力を超えてしまうようなリスクも少なくなっています。ただ、保証人や担保が必要無いため、金利自体は高めに設定されています。なるべく金利を低くして、お財布に優しい形で利用していきたいものですが、カードローンを扱う金融機関や、返済計画によっても金利は変わってくるので、一概にどれがお得とは言い切れません。
そのため、利用状況に即したものを選んでいくことが望まれます。カードローンには大きく分けて2つのタイプがあります。1つは銀行が扱うもの、そして消費者金融が扱うものです。金利の面では銀行が扱うカードローンの方が低く設定されています。
平均的な金利水準で見ると、消費者金融の場合で、年利4.5~18.0%程、銀行の場合は4.0~15.0程となっています。(それぞれの数字の幅の範囲内で金利が設定され、借り入れが高額なほど金利は少なくなります。)ただ、最近では初めての契約者に限って、利用開始から30日間無利息の借入を実施している消費者金融カードローンもあります。この場合、短期返済を目的とした借入では、銀行を利用するよりも低金利なることもありますし、無利息期間内で返済を終了させれば、金利を支払う必要はありません。
このようにどちらを利用した方がお得かは、返済期間によっても変わってきます。自信の返済計画に応じて有利な方を選んでいくことで、お財布に優しい利用が可能になるので、上手に活用していきましょう。